道路改良工事とは、道路の構造を変えることで性能をアップさせる工事です。
何がどう性能アップするかというと、、、
①深く(約1m程度)道路を掘って、土の層→厚い砂利の層に置換えることで冬期に凍結して路面が盛上がってくるのを防止します。(※土は水を含んでおり、それが凍結・膨張して道路を盛上げる悪さをしているので砂利に置換えます【寒い北海道ならではの方法】)
②舗装を敷き直して凸凹が解消されて走行しやすくなります。
③歩道が設置されて地域住民の皆さんが、今まで以上に安全に通行できるようになります。
④民家や駐車場の出入り口の高さを測量して、道路の高さと上手く擦り付けることでスムーズな出入りが可能となします。
工事の流れは
①重機(バックホウ)で道路を規定の深さまで掘削する(土は捨場にダンプで運搬します)
②掘削した土の面をローラーで締め固める
③ダンプで砂利を運搬し掘った箇所に投入する
④1層30cmずつ敷き均して締め固め、道路面高さまで繰り返していく
まずは、この作業を全延長分を完了させて、次の工程(歩道部)に進んでいきます。
次回は歩道部の施工をご紹介致します。
最新の測量機器や重機を使用して、設計図通りに出来るよう管理していきます!
・自動追尾式トータルステーション(測量機器)
・快測ナビ(測量機器)
・マシンガイダンス-バックホウ0.45m3級(施工機械)